白い外壁と赤い三角屋根、煙突が目を引く外観。外構や庭、ウッドデッキなど、外まわりを整えるのがご夫妻のこれからの楽しみだそう

採光窓と吹き抜けが開放感を演出するリビング。夜には照明によって塗り壁の質感が際立ち、落ち着いた雰囲気に

リビングの一角を土間仕様にし、夢だった薪ストーブのある暮らしを実現。ストーブの熱は、吹き抜けを伝って2階へと循環する

廊下からリビングを見る。高断熱・高気密の住まいは、間仕切りをしなくても室温が適温に保たれ冬も暖かい

家族がくつろぐダイニングに隣接して、ウッドデッキが設けられる予定。完成後は、お気に入りの景色を一望するアウトドアダイニングに

対面式キッチンのカウンターの奥に2階への階段を設置。キッチンで家事をしながら、子どもの動きを感じられる

キッチンの背面には木質感を生かした造作収納を設置。カウンターには横長の開口を設け、明るさと眺望を確保

出窓風のベンチが印象的な1階洋室。イギリス人が設計した親戚の家の設いを、新築の際に参考にした

吹き抜けに面した2階階段ホールには、書斎コーナーを設置。階下の声や気配もよく伝わる

大きな吹き抜けが心地よい 自然の恵みあふれる健康住宅

転勤を機に住み始めた十勝の豊かな自然に魅せられたNさん夫妻は、帯広で新築を考えるようになりました。「2015年の春先、職場近くで偶然、小川と畑地に隣接する120坪の売り地を見つけ、一気にマイホーム計画が現実になりました」。化学物質に敏感な奥さんが、参加した岡本建設の見学会で、室内のナチュラルな空気感に感動。「漠然と暖かい家にしたいと思っていましたが、その点でも地元で定評があり、安心できました。性能、室内環境、デザイン、予算のバランスが良いのが気に入りました」。ご夫妻は迷うことなく、岡本建設に新築を依頼しました。

設計プランは、土地購入の決め手になった西側の小川と畑地の眺望を楽しめる開口を軸に展開。内装にはナラ無垢のフローリングや塗り壁など、自然素材を多用し、健康への十分な配慮も。「僕らの希望をじっくりと聞いてくれたうえで練り上げたプランは、直すところが見当たりませんでした」。

2016年3月に完成した新居は、木造2階建て。西側の眺望を大開口で採りこんだリビング・ダイニングには、薪ストーブを設置した土間と吹き抜けが設けられています。「吹き抜けと採光窓がもたらす開放感が、想像以上に心地よくて気に入っています」とNさん。住み始めてから何一つ、不自由に感じる点がないといいます。「暮らしてみると空気感が心地よく、岡本建設さんの住まいの完成度の高さを改めて実感しています。これからも安心して暮らせます」と、奥さんも笑顔で話してくれました。

DATA

帯広市・Nさん宅/夫婦30代、子ども2人
■建築データ
構造規模/木造(枠組壁工法(2×6))・2階建て
延床面積/148.19㎡(約45坪)
<主な外部仕上げ> 屋根/アスファルトシングル、外壁/窯業系サイディング、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:樹脂サッシ(ペアガラス)
<主な内部仕上げ> 床/ナラフローリング、壁・天井/塗壁
<断熱仕様 充填断熱> 床下/高性能グラスウール16㎏200㎜、壁/高性能グラスウール16㎏140㎜、天井/ブローイング18㎏500㎜
<暖房方式> VIVIDOシステム(ハイッブリッド給湯暖房システム)

■工事期間
平成27年10月〜平成28年2月(約4ヵ月)
メニューを閉じる