一般社団法人太陽光発電協会(東京都港区)は3月30日、2012年度の太陽光発電システム導入補助金の概要を発表した。補助金額をシステム価格に応じて2段階に設定。価格が安いほうが補助金額が高くなるような仕組みで、システムの低価格化がこれまで以上に促される。
1kWあたりのシステム価格が55万円以下のものは3万円/kWを補助、1kWあたりのシステム価格が 47.5万円以下のものは3.5万円/kWを補助する。
募集期間は4月下旬から13年3月下旬までの予定。
また、補助対象となる変換効率基準も改定した。シリコン単結晶系が16.0%以上など、製品の性能向上にともないそれぞれ引き上げられている。