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気密かどうかは測定しないとわからない

このブログで断熱工事のはなしが続きましたが、次に必要なことは気密ですね、、、防湿フイルムを使い始めたのは初期の2x4工法を取り組んだころからですS53年(39年前)、、、この頃はハイセックスシートで0,05㍉でした。

本格的に気密断熱化が始まったのは、、、2x4工法専門で生きると宣言してからだからS56年(36年前)、、、北米の住宅を視察しながら気密手法を学びそしてポリエチレンシート0.2㍉を使用。

ここで問題が、、、換気は従来のレジスターを使い自然換気、、、朝晩2回15分程度の空気の入れかいが必要とのレクチャー、、、しかし窓周り、押入に結露が、、、色々と問題があるたびに悩みながら問題を解決。

換気がどうしても必要と理解、、、札幌のディックスの石原氏と出会うS61年に第3種換気バーコを始めて使用、、、高価格に迷いながらナショナルの3室同時排気の機器も応用して使うが、、、やはりバーコが良いとH1年に全棟使用することになる。

いらい高気密、高断熱、換気の重要性は石原氏からの影響が大でした、、、更には十勝にバーコの代理店が無かったので当社で引き受け仲間の工務店に進めた経緯があります。

さらに石原氏が凄かったのが気密測定機を自社で制作、、、2号機を十勝2x4協会で購入し各社で気密状態を検証、、、協力業者にも現場で空気漏れをチェック、、、ここから2x4の安心安全が広がったと思う。

そして当社でも全棟の気密測定がしたいと、、、協会でなく自社でH!12年に新しい気密測定機「エアロパスカルVH200S」を導入しさらに気密測定士2名を育成し現在に至ります。

建物の気密かどうかは測定しなければわかりません、、、気密は計画換気の大前提です。

 

帯広市西16条のK様宅(2x6平屋、ニアリー付加断熱)

Q値=1.3 UA値=0.25

冬期間で凍結のためにできない工事以外はほぼ終了しています、、、建物は平屋の3LDKの78㎡です、3.4人で暮らすにはちょうどいい大きさかと思います、、、玄関のマッチドア(スェーデン製断熱ドア)を開けるとリビングダイニングに広がり狭さは感じません、、、水回り以外はナラの無垢のフローリングがいい。。。

幕別町札内のK様宅(2x6付加断熱)

Q値=0.825 UA値=0.23

外観は前回と同じ方角から、何か違うぞ、、、近いうちにコーキング処理と太陽光発電のパネルを載せると思う、、、内部は造作工事、着色されたナラのフローリングを貼っています。

幕別町札内西町のS様宅(2x6付加断熱)

Q値=1.4 UA値=0.26

S様の全ての工場でのカット組立が終了しました、、、すぐに建て込みたいのですが、中札内のW様の建込みが終了してからの施工になります。

中札内のW様宅(2x6薪ストーブのある暮し)

Q値=1.01 UA値=0.36

大工さんが入って作業がはじまりました、、、どう言う訳かお天気が応援してくれています、最低気温が-5℃近く日中は0℃、、、働くにはとて動きやすいですね、土台引き大引きセット等作業は進んでいます、、、明日から本格的な建込みになる予定です。

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