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オリンピックの施設は木造

カナダの冬季オリンピックは2月12日から17日間バンクーバーで開催されます。その中のこの会場が飛行場近くのリッチモンドに建設されました。

このスケートリンクはBC州の林産業を象徴する形で木造大規模建築として計画されたとのこと、さらには温暖化の影響でマウンテンパインビートル(MPB)の被害木を積極的に使いその安全性を実証する狙いもあったようです。

大会終了後は地域住民の健康施設の拠点で活用され長期間にわたり利用される。

BC州産の木材が最も使用されているのは、屋根の架構部分でSPF(十勝の2x4のほとんどが使用している材料です)の製材品から製造された大断面集成材を湾曲梁として加工しその上部のSPF製材品を使用して屋根下地が構成されているとのこと。

http://www.cofi.or.jp/files/articles/OlympicOval.pdf を開いていただきますとその全貌がわかってきます。

十勝では住宅の60%を超える2x4工法住宅が建設されていますが、その材料のほとんどがカナダからです、カナダでは植林の計画なしに伐採は許可されないとのことです。

十勝でも地域材の利用が叫ばれていて、現在そのプロジェクトが進んできています、しかし、植林や森林整備については残念ながら置き去りになっています。

昨日と同じような内容になってしまいました。ごめんね、ごめんね。

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