全ての新築住宅で省エネの法律義務化が・・・

昨日の朝のTVニュースで今後新築住宅の全てを次世代省エネ基準にするとのことが報道されました、下記の文章(毎日新聞の記事から)はそれを裏付ける内容です。

「エコ住宅」全建築で省エネ化目指す法律義務化を検討

 国土交通省と経済産業省は16日、住宅やビルなどすべての新築建築物について省エネ化を目指すことを表明した。二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガス削減を後押しするのが狙いで、特に対策の遅れている住宅について、国の省エネ基準を目指す「エコ住宅」の普及拡大を本格化させる。住宅版エコポイント制度の拡充のほか、新築はすべてエコ住宅にすることを、法律で義務づける方向で検討を進める。

 「新築の住宅建築物の100%の省エネ化を目指す」。直嶋正行経済産業相は16日の閣議後会見で、国交省と協力してエコ住宅の普及に乗り出すことを明言した。

 国内の温室効果ガス総排出量のうち、住宅・建築物からの排出量は3分の1を占め、冷暖房機器や家電の普及で排出量は90年比で1.4倍に拡大している。政府は20年までに、温室効果ガスを90年比25%削減することを公約しており、環境省が策定した温暖化対策のロードマップ案でも、20年までに新築の100%を省エネ化する目標が掲げられている。

 新築の建築物について、現在は省エネ法で断熱性や空調、換気設備などについて、一定の基準を設けている。だが、基準を満たさなくても原則的に罰則はなく、基準への適合率は新築住宅の1~2割程度にとどまっている。このため、政府はエコ住宅の建築を後押しするための優遇措置や規制を導入・拡大して、100%のエコ住宅化を目指すことにした。

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