白いサイディングに緑の三角屋根の外観は、Tさんが憧れ続けたアメリカ西海岸の住宅がモデルになっている

1階には、裏玄関から水まわりへダイレクトにつながる裏動線も設けられている。正面突き当たりは洗面室

大きな天板に実験用シンクをはめ込み、奥さんの化粧コーナーも設けたゆったりとした造作洗面室

梁の力強いラインが、吹き抜けと大開口のある開放的な空間を引き締める。左手の扉の奥は階段下収納

Tさんの要望でリビングに沿うように屋根付きデッキが設けられた。デッキは、室内からも出入りができる

子どものプレイルームと客間を兼ねる和室は、キッチンに隣接。家事をしながら、子どもたちの様子が見られるよう小窓を設けた

パントリーを備えたキッチン。造作収納には床材に合わせた面材を用いている。通路幅も広く採られ、家事がしやすい

リビングと緩やかに分離したダイニング・キッチンは天井高を抑え、落ち着いた雰囲気に仕上げた。温かな光を落とすペンダントライトは施主支給

リビングを見下ろせる2階階段ホール。薪ストーブの熱や階下にいる家族の気配も、吹き抜けから2階へと伝わる

リビングの吹き抜けに沿ってブリッジのように伸びる2階ホール。奥には子ども部屋とトイレが設けられている

住みよさと性能で選んだ薪ストーブのある幸せな子育ての家

5年前、士幌町に住む奥さんのご両親が岡本建設で新築。「僕らは祖父母が建てた築30年の戸建てで、冬は寒く夏は暑い生活を送っていました。妻の実家はいつ訪ねても快適で、性能の大切さを痛感しました」。そう語るTさんが、岡本建設での新築を決意したのは2年前。「性能だけじゃなく、自然素材を生かした内装も好みの雰囲気で、岡本建設以外の選択肢はありませんでした」と奥さん。

冬の暖かさに並ならぬこだわりを持っていたTさんは、プラン時に薪ストーブの採用を希望。停電時に暖房や煮炊きに活用できるのも、心強く思ったといいます。「炎の見える冬の暮らしに憧れていました。岡本建設は薪ストーブ採用の実績も数多く、その点でも安心でした」とTさん。また、酪農を営むTさんは仕事から戻ってすぐに作業着を脱いで洗濯ができる裏玄関や、事務作業ができる書斎などもほしいと考えていたそう。岡本建設は子育てで忙しい奥さんが家事をしやすいよう、動線計画にも気を配り、造作を多用したゆとりのある家事空間をプランに盛り込みました。

2019年3月、ご夫妻の夢と希望を叶えた新居が完成。大きなパントリーを備えたキッチンの使い勝手の良さに、奥さんは大喜び。「性能には絶対の信頼がありましたが、この夏の猛暑でも家の中が涼しくて驚きました。改めて、岡本建設を選んだのは間違いなかったと思いました」と、Tさんは満足そうに話してくれました。

DATA

大樹町・Tさん宅/夫婦30代、子ども2人
■建築データ
構造規模/木造(枠組壁工法)・2階建て
延床面積/163.96㎡(約49坪)
<主な外部仕上げ> 屋根/アスファルトシングル、外壁/樹脂サイディング、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:樹脂サッシ(南面以外トリプルガラス)
<主な内部仕上げ> 床/フローリング、壁・天井/クロス
<断熱仕様 充填断熱> 基礎/押出法ポリスチレンフォーム25㎜、床下/高性能グラスウール16kg200㎜、壁/高性能グラスウール20kg140㎜、天井/吹込グラスウール18kg500㎜、屋根/高性能グラスウール16kg300㎜
<暖房方式> VIVIDO(ハイブリッド給湯暖房システム・薪ストーブ

■工事期間
平成30年9月〜平成31年3月(約6ヵ月)
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