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暮らし良さへの配慮が行き渡る 眺めのいいZEH住宅
Yさんの故郷、音更町の賃貸住宅で暮らしていたご夫妻は「地域をよく知る十勝の工務店と一緒にマイホームを実現したい」と、3年ほど前から考えていました。そして、Yさんの目に留まったのが、地元でも性能に定評のある岡本建設。「地震に強く、高い省エネ性を発揮する性能を備えた家。家づくりで一番大事にしていた条件がぴったりとはまったのが、岡本建設でした」。
打ち合わせが始まると、岡本建設はトリプルガラスに太陽光発電パネルを導入した、ZEH仕様の性能を採用した住まいを提案。Yさんは震災のブラックアウトの体験から、エネルギー源はリスクの分散が大切とも考え、LPガスの併用も希望。ガスセントラルのパネルヒーターを補助暖房に、キッチンにはガスコンロを採用して、万全の体制を整えました。「岡本建設はそうした要望にも柔軟に対応してくれ、先々を考えた提案をしてくれたので、一点の不安もないプランができました」と、Yさんは振り返って語ります。
2021年4月、ナラの木目と白を基調にした北欧モダンな新居が完成。暮らしの核となる1階はLDKと水まわり、和洋室をレイアウト。家中を見渡す対面式キッチンや家族の気配が感じられる吹き抜け、独立型の洗面・脱衣室など、子育てをしながらフルタイムで働く奥さんの家事のしやすさへの配慮が新居の隅々に行き渡っています。「おかげで、子どもたちにもよく目が届き、太陽光発電で天気が良ければエアコンを使っても電気代は0円。100点満点の家が出来ました」と奥さんは満足そうに語ります。
Yさんも「これから迎える冬も、十分な備えがありますから安心して暮らせます。冬の光熱費も、どのくらい節約できるのか期待が膨らみます」と声を弾ませます。将来的には蓄電池や電気自動車の導入も検討しているといいます。「今まで以上に光熱費の節約意識も高まり、家づくりが家族の暮らしを見直すきっかけにもなりました」とYさんはにこやかに話してくれました。
DATA
夫婦30代、子ども2人
構造規模/木造(枠組壁工法)・2階建て
延床面積/129.11㎡(約39坪)
<主な外部仕上げ> 屋根/長尺カラートタン、外壁/塗壁、建具/玄関ドア:断熱ドア、窓:樹脂サッシ(Low-E・トリプルガラス)
<主な内部仕上げ> 床/フローリング、壁/クロス、天井/クロス 一部レッドシダー張
<断熱仕様 充填断熱+付加断熱> 基礎/押出法ポリスチレンフォーム25㎜、床下/高性能グラスウール16㎏200㎜、壁/高性能グラスウール20㎏140㎜+フェノールフォーム45㎜、屋根/吹込グラスウール16㎏300㎜、天井(小屋裏)/吹込グラスウール18㎏500㎜
<暖房方式> ヒートポンプ式エアコン・パネルヒーター
■工事期間
約6ヵ月