大きな三角屋根が目を引くMさん宅。右手の扉は、勝手口を兼ねた農家玄関

施工途中で吹き抜けの腰壁をアイアンの手すりに変更し、造作仕様のシューズボックスも高さを抑えることで、明るさと広がり感がアップした玄関ホール

タイルやマリンランプを採用した洗面台には、奥さんの化粧スペースも設えられている。採光窓も設けられ明るい雰囲気

農家玄関からも動線がつながるユーティリティは、昇降式の物干し、造作の家事カウンターや収納棚を備える

広い土間のある農家玄関には造作の靴棚やSKシンクを設けた。「農作業で汚れた衣類や靴の泥を落とすのに、SKシンクが大活躍です」と奥さん

琉球畳を採用し、すっきりとシンプルに仕上げた和室は、開け放していてもリビング・ダイニングに違和感なく溶け込む。来客時には、造作障子を閉めて独立した空間にできる

Mさん宅の主暖房は、リビングに設置した薪ストーブ。寒冷地用エアコンも併設しているので、春や秋などはエアコン暖房で室温調整ができる

キッチンに立つとリビングが一望でき、吹き抜けからは2階の気配がよく伝わるので、安心してこれからの子育てができる

吹き抜けに面する2階廊下の一角には、アクセントウォールと造作のカウンター、書棚を設けた家族共用の読書コーナーもある

隠れ家のような2階の書斎は、Mさんの趣味の空間。カウンターの横には棚も設けられている

2階の階段ホールからリビングを見下ろす。大らかな吹き抜けが、住まいの1階と2階を緩やかにつないでいる

性能と動線計画にとことんこだわったゆとりある農家住宅

大学で農業経済を学び、畑作農家の後継者となったMさんは、結婚と同時に実家敷地内での新築を検討し始めました。「十勝で性能に定評があり、農家住宅建築が得意な工務店を探し、岡本建設を見つけました」。そう語る奥さんは、子どもの頃から建築士に憧れていたそう。「その夢は、新居づくりに託すことにしました」。

ご夫妻の一番の要望は、厳しい冬を快適に過ごせる確かな性能。さらに、充実した収納スペース、機能的な農家玄関と動線計画、そして岡本建設らしい木の温もりを生かした内装、造作を希望しました。「私たちの予算と希望に折り合いがつくように、きめ細かな提案を重ねながら調整してくれました」とMさんは振り返って語ります。

暮らしやすさを追求したプランは、農家玄関と水まわり、LDKを回遊動線で結んでいるのがポイントです。Mさんが「ゆとりがあれば実現したい」と考えていた書斎もプランに採用され、新居完成への期待が膨らみました。

2020年10月末、待ちわびた新居での暮らしが始まりました。勾配天井の吹き抜けが心地よい広がりを演出するリビングには、奥さんが「暖まり方が違う」とこだわっていた薪ストーブを採用。吹き抜けに延びる煙突が、薪火の温もりを2階へと運び、家全体を暖めています。「薪を焚き過ぎると暑いくらい。よく晴れた日は暖房なしで十分快適に過ごせます。また、24時間換気のおかげで空気感も違いますね。岡本建設の住宅性能の良さを、改めて体感しています」と奥さんは笑顔で語ります。

Mさんも「勾配天井の書斎は屋根裏部屋のようで、こもる感じが落ち着きます。2階の階段ホールにも読書コーナーがあり、ダイニングにもカウンターが造作されているので、家族みんながその日の気分でくつろぎスペースを選べる楽しい住まいができました」と大満足の様子。この春には第一子が誕生予定。初めての子育ても、遊び心あふれる住まいが頼もしくバックアップしてくれることでしょう。

DATA

芽室町・Mさん宅/夫婦20代
■建築データ
構造規模/木造(枠組壁工法)・2階建て
延床面積/181.35㎡(約54坪)
<主な外部仕上げ> 屋根/長尺カラートタン、外壁/ガルバリウム鋼板、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:樹脂サッシ(Low-E・トリプルガラス)
<主な内部仕上げ> 床/1F:ナラ無垢フローリング、2F:フロア合板、壁/クロス、天井/クロス 一部ウエスタンレッドシダー張
<断熱仕様 充填断熱+付加断熱> 基礎/押出法ポリスチレンフォーム25㎜、床下/高性能グラスウール16㎏200㎜、壁/高性能グラスウール20㎏140㎜+フェノールフォーム45㎜、屋根/高性能グラスウール16㎏300㎜
<暖房方式> 薪ストーブ・ヒートポンプ式エアコン

■工事期間
令和2年4月~9月(約6ヵ月)
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