8日に旭川のアース21の例会が終了時に昼食にラーメンのふるきでの会話で、石油が出来る特殊な藻を発見した、それを実用化すると日本は石油産油国になるとの話題が出ました、某編集者のM氏は信用しませんでした。
おりしも日曜日の『たかじんのそこまで言って委員会』でジャーナリストの勝谷 誠彦氏が特殊な藻石油を生み出す特殊な藻のオーランチオキトリウムを力説していました、あぁ~これのことだな。
さて、世界で最も効率よく石油を作る藻として今エネルギー革命の主役として躍り出たオーランチオキトリウムは、40年以上に渡る渡邊信教授(筑波大学大学院)の地道な探索と研究の末に発見されました。
オーランチオキトリウムは、光合成を行わず水分中の有機物を食べて油を作り出すという特徴を持ち、その成分はほぼ石油と同じで燃料として使うことが出来ます。
渡邊教授はオーランチオキトリウムを沖縄のマングローブの根っこで発見したそうです。
世界中が藻の研究に熱心で特にアメリカでは数兆円の予算を組んで研究を行っていますが、今回渡邊教授が発見したオーランチオキトリウムは藻の研究の先頭を走っていたアメリカをも脅かす素晴らしいものです。
渡邊教授にはヘッドハンティングや共同研究の話しが世界中から来ているようですが全て断って、『日本を産油国に!!』の思いの元、藻から作る石油の一日も早い実用化を目指し奮闘しています。
この実用化で原発は不要となりますね、頑張れ日本!!
夢のあるいい話でした。