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木造道産家2x4部材供給事業について

道産材100%で2x4の建物をと言う掛け声で、NPO北海道住宅の会と我らが十勝2x4協会と帯広の丸十木材などの協力でモデルを建設しました。

林野庁の補助事業でNPO北海道住宅の会が提案した「木造道産家2x4部材供給事業」が採択されたのを受けて十勝で行われました。

ネーミングがなんとオシャレ、「きづくりどさんこ2x4」って読むとのこと、北海道弁まるだしっていうかいいひびきですね。

始まりは昨年の6月16日のアース21の室蘭例会で現場見学をしている時に、北海道住宅の会の事務局長の高倉さんより携帯に、「道産材100%で2x4をの補助事業に応募したので採択されたら十勝で頼むよ」のこと、軽いノリでOKを言ってしまいました。

そして採択を受けて10月7日帯広にて第一回の検討委員会が行われ参加委員の全貌がみえ、事業の計画が初めて見えてきました。2回目は12月9日は十勝の木についてのレクチャーを受け、モデルの具体的な工程等の検討に入り年明けモデル着工となりました。

モデルは丸十木材の事務所兼車庫で2x6での建設、多くの木材は幕別のオムニス林産共同組合で製材し、組立は丸十のフレーミング工場で行われた。その間何度かフレーミング工場に足を運んだが、カラマツ材で2x4が本当に大丈夫なのか心配でした。

工場に持ち込まれたカラマツの山を見て、うむ・・・ずいぶん曲がりが多いね、って言うのが第一印象でした。後から聞くと、色々な製材の木取りを行い特性を検証するのもこの事業だとのこと。

とにかく先を急ごう、フレーミングが始まり全貌が見えてきたころ、カラマツ材に対する偏見が少しずつ消えて行きました、北米材のレッドウッドに似てどことなく強さを感じる、後はねじれだ、幸いにこのモデルフレーミングを見せる為に外断熱にした。

すでに建ててから3ケ月を経とうとしているが、私の期待するねじれ等の狂いは出てきてはいません。頭の中のチェンジ、設計変更をしなければならない今日この頃である。

報告書は追って載せたいと思います。

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