4月19日の熊本県益城町の様子です、、、4泊5日で私の息子が転勤で暮らす福岡中心に嫁さんと小旅行に出かけた時に、、、どうしても建築屋として熊本の震災の1年後か見たいと、、、無理やり予定をとってみてきました。(写真はクリックすると大きくなります)
益城町の役場です、、、現在は立ち入り禁止です、、、近くに仮設事務所があり、そこで業務をおこなっています、、、役場の渡り廊下はいつ崩れてもおかしくない状況、、、敷地内の盛り土の土止めも壊れています。
1年たってもかたずいていません、、、持ち主さんがいないのかもと推測できますが、、、
左の写真は平屋ではありません、、、1階部分がつぶれた状態です
歴史にある小さな神社も傾き潰れかかっています、、、そして大きな神社の石の鳥居も崩れています、階段の段ちが出来たまま、、、復興を願っての儀式が行われていました。
真新しい住宅も傾いていて、、、人が住んでいない様に見えました。
瓦屋根はいたる所で剥がれ落ちています。
ブルーシートも1年の歳月を物語って、、、風化しているのが分かります。
これは何とか住めるのでしょうかね
あまりにも多い被害、、、業者が不足しているのか
梯子を掛けて何とかしようとしているのか。
少しずつ解体しようとしています、、、新しい住宅をと、
こんな感じの被害ですが、、、わずか1時間でたくさんの被害を目撃しました、、、行く先々で皆さん私に頭を下げてくれました。
大きな震度7が2回、、、他余震が多数、、、何時かまたどこかで、、、不安だ
十勝は2x4の普及が60%を超えています、、、地震に強い、火災に強い、そして高気密高断熱だ、、、年間自社の建物を含めて構造で50件以上見る機会があります、、、構造は、釘打ちは、金物はと見ますが、、、もう少し現場の職人さん、監督さん勉強してほしいと思う業者さんがいます。
結局は構造計算で耐震等級2とか3とか計算されていても、、、現場が必要な金物、釘などを正しく施工していないと書面での計算は絵に描いた餅になると思います。